こんにちは!教育学部3年の田口明日香です。
6月12日(日)に私たちKOMABACKが主催したまち歩き企画「駒場あかでみ散歩」。当日はお天気もよく、メンバー含めた東大生13人が集まりました。
駅に集合後、まずは駒場野公園へ。
江戸時代、徳川将軍家にとって絶好の鷹狩りの場であっただけに、この一帯は今でも自然豊かです。
駒場農学校時代の名残、「ケルネル田んぼ」も見ました。近くの高校が今もここで稲作を行っているそうです。
踏切を渡ってしばらく歩き、おなじみ駒場公園へ。待ちに待った前田侯爵邸見学ツアー!!
・・の前に、広場でおやつ休憩。
商店街にあるお店、IL BIGNEのシュークリームをみんなでいただきました。
この生地のサクサク感と、カスタードのふんわりとした味。何度食べてもたまりません。
思わず笑みがこぼれる私たち。
さて、一休憩したところで、旧前田本邸洋館へ!
事前にボランティアによるガイドツアーに参加してきた私が、今回ガイドをすることに。予習してきたとはいえ、ガイド初体験だったので、ちょっぴり緊張しました・・。が、洋館の建築様式や、各部屋の用途やそこに込められた意味などについて、少し理解が深まったように感じます(*^^*)
階段のところにあるステンドグラス。中庭からの光が差し込み、綺麗でした。
洋館の次は、和館にも足を延ばしました。
縁側とその先に広がる中庭、とても風情がありました。風通しがよく涼やかで、いつまででもいたくなるような和館でした。
駒場公園を後にして、普段通う駒場キャンパスへ。
駒場農学校時代から残されているマンホール。いつも通る場所ですが、初めてその存在に気が付きました。(写真は、立て看板をどかしてマンホールを確認しているところ)
食堂横の壁にあるパネルで駒場キャンパスの歴史を概観した後は、駒場博物館見学。
東大大学院文化研究科助教で駒場博物館を担当されている、折茂克哉先生に案内していただきました。
ちょうど、特別展「近代アジアの音楽指揮者エッケルト」が開催されていました。
特別展をまわった後、折茂先生から、駒場博物館ができた経緯やキャンパスの歴史全体について、たくさんのお話を伺いました。
2年間駒場に通いながらも今回初めて博物館を訪ねたのですが、落ち着いた雰囲気で、展示の中身も充実していました。せっかく無料ですし、皆さんも空きコマなどに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
今回の「あかでみ散歩」を通じて、これまで知らなかった駒場の歴史を学び、その面影を肌で感じることができました。また、それぞれに駒場への想いを持つ学生同士で、シュークリーム片手に語り合うことができたのも有意義でした。
このまち歩きで再発見した駒場の魅力を胸に刻み、私たちKOMABACKはこれから様々な活動をしていきたいと考えています!
(田口明日香)